2025年夏、アメリカで再び注目を集めている音楽ジャンルがあります。それが「Recession Pop(リセッション・ポップ)」。直訳すれば「不況時のポップミュージック」ですが、実際にはもっとポジティブで元気なムーブメントです。
リセッション・ポップは、2008年の世界金融危機の頃に人気を博した、明るくノリのいいポップスのスタイル。リアーナやレディー・ガガ、マイリー・サイラスなどが代表的なアーティストで、「踊って忘れよう!」というムードを象徴するジャンルとして再評価されています。
経済不安が音楽トレンドを後押し?
現在のアメリカは、公式にはリセッション(景気後退)とはされていませんが、生活費の高騰や就職難など、若者を中心に“将来が見えない不安”が広がっています。そんななか、TikTokなどのSNSでは「Dance Like We’re Broke(お金なくても踊ろう)」というキャッチコピーとともに、過去のポップソングが再びバズっています。
例えば、レディー・ガガの「Just Dance」や、マイリー・サイラスの「Party in the U.S.A」など、2000年代後半のヒット曲が「エモい!」と再生回数を伸ばしているのです。
「懐かしさ×エネルギー」のハイブリッド
このリセッション・ポップの魅力は、「懐かしさ」と「元気さ」が共存している点にあります。失業率やインフレなどネガティブなニュースが続くなか、明るくノれる音楽が心理的な逃避先として支持されているのです。
Z世代にとっては「子どものころに聴いた曲」として親しみがあり、さらにダンスしやすいビート感がTikTokとの相性も抜群。懐かしさを感じながらも、新鮮な感覚で楽しめるのがブームの理由です。
Trendbites的まとめ
「リセッション・ポップ」は、単なる音楽の再流行ではなく、時代のムードを映す文化現象とも言えます。不安定な時代だからこそ求められる「明るさ」と「軽やかさ」。その答えが、ポップソングにあったというわけです。
次にTikTokで流行るのは、あなたの青春ソングかもしれません!


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