2025年のアメリカで、ちょっとした“宝探し”が若者から大人までを夢中にさせています。それが「ブラインドボックス(Blind Boxes)」と呼ばれる、中身が見えない状態で販売されるコレクター向けのおもちゃです。日本のガチャガチャ文化にも通じる仕組みですが、アメリカでは今、想像以上の盛り上がりを見せています。
Pop MartのLabubuが火付け役に
このブームを牽引しているのが、中国発のデザイナーズトイブランド「Pop Mart(ポップマート)」と、その看板キャラクター「Labubu(ラブブ)」。どこか不思議で、少しホラーな雰囲気もあるこのキャラクターは、2024年にBLACKPINKのリサがSNSで紹介したことをきっかけに、一気に人気が拡大しました。
2025年には、アメリカ国内に30以上のポップアップショップや自動販売機型「ロボショップ」が設置され、週末には行列ができるほどの熱狂ぶりです。
中身が見えないからこそ楽しい!
「どれが当たるかわからない」というミステリー要素が、まさにガチャ的な魅力。アメリカの消費者が夢中になる理由はさまざまです。
・SNSで映える開封動画(unboxing)が大人気
・「レアキャラ」を狙うコレクター心理をくすぐる
・友達との交換・トレード文化が根付いている
・大人も夢中になる「キダルト(kidult)」消費の一環
爆発的な検索上昇と市場規模
Yelpの調査によると、Labubu関連の検索は前年比で17万%を超える上昇を記録し、Pop Mart全体でも2,000%以上の増加。ブラインドボックス全体の検索も約8倍に増えました。
2024年のアメリカにおけるブラインドボックス市場規模は、なんと約45億ドル。Labubuのレアキャラは数百ドル〜数千ドルで転売されるケースもあり、投資的な側面も注目されています。
コレクション=ソーシャル・ステータス
Z世代の間では、Labubuを持っていることが一種の「社会的通貨」となっています。自分のコレクションをInstagramやTikTokで発信することで、個性や趣味をアピールする手段にもなっているのです。
また、ブラインドボックスの箱やフィギュアはデザイン性が高く、インテリアとして飾ることも人気の理由の一つです。
日本との共通点と違い
日本のガチャガチャや食玩文化に親しんでいる読者にとって、アメリカのブラインドボックスブームは親しみやすいトレンドかもしれません。ただし、アメリカではより「アート性」や「限定性」「SNS映え」が重視されており、ファッションアイテムのように扱われている点が特徴的です。
どこで手に入るの?
アメリカでは以下のような場所でブラインドボックスを購入できます。
・Pop Mart公式ショップ(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなど)
・TargetやHot Topicなどの小売店
・AmazonやeBayなどのオンラインストア
・ショッピングモール内のロボショップ(自動販売機)
日本でも通販で手に入れることができます
おわりに
アメリカでのブラインドボックスブームは、ただのおもちゃ人気ではなく、SNS文化や自己表現、さらには収集・投資の楽しさが融合した新しい消費スタイルです。
次にアメリカを訪れる機会があれば、現地でブラインドボックスを探してみるのも面白いかもしれません。


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