SNSから次々に生まれるユニークなトレンド。最近アメリカで話題になっているのが「バスルーム・キャンピング(Bathroom Camping)」です。一見ふざけた名前に思えるこの行動、実は今の若者のリアルな心情を映し出しているのかもしれません。
そもそも「バスルーム・キャンピング」って?
バスルーム・キャンピングとは、仕事や学校、家の中でストレスを感じたとき、トイレにスマホや飲み物、ヘッドホンなどを持ち込んで、自分だけの「避難所」としてこもる行動のこと。
まるでキャンプに出かけるかのように、トイレという空間を心の安らぎの場に変えてしまうんです。
なぜ今、アメリカで流行しているの?
背景にあるのは、現代社会のストレスや過剰な情報から「一時的にでも逃れたい」という若者たちの心理です。
特にGen Z世代(10代後半~20代前半)は、SNSや人間関係、仕事・学業のプレッシャーなど、日常的にストレスにさらされています。
「誰にも邪魔されない静かな空間=トイレ」は、そんな彼らにとって貴重な「サンクチュアリ(聖域)」なのです。
TikTokから火がついた
このトレンドは、TikTokで「#bathroomcamping」などのハッシュタグとともに広まりました。
一部のユーザーは、バスルームにキャンドルやアロマ、ポータブルスピーカーなどを持ち込み、本格的な「癒し空間」を作って楽しんでいます。
賛否両論も?
肯定的な意見としては、「自分だけの安心できる場所を持つのは大事」「過剰な刺激から離れて、心を落ち着けられる」といった声があります。
一方、否定的な意見として、「公共のトイレを長時間占有するのは迷惑」「精神的な問題のサインかもしれないので注意が必要」という指摘もあります。
社会的な影響やマナーの問題も含めて、今後さらに議論が広がりそうです。
日本でも流行する?
日本では「トイレ=用を足す場所」という意識が強いですが、ストレス社会の現代、似たような「こもり空間」が求められるかもしれません。
カフェの隅や自室のクローゼットなど、日本なりの「キャンピングスペース」が今後注目される可能性もあります。
まとめ
バスルーム・キャンピングは、ふざけたトレンドに見えて、実は「心の健康を守るための工夫」という側面もあるムーブメントです。
現代の若者たちがどんなストレスを感じ、どうやって自分を守ろうとしているのか。その背景を知ると、このトレンドが少し身近に感じられるかもしれません。


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